「陣クス」って聞いたことありますか?
SNSのマタニティアカウントでよく見るこの単語。私は自分が妊娠してから初めて知りました。
「#陣痛ジンクス」「#陣クス」で検索するとママ達のジンクスがたくさん出てきましたよ!
意味や内容が気になる人のために、陣クスについてリサーチしてきました!
陣クスとは?いつから試す?
陣クスとは、「陣痛」と「ジンクス」をかけ合わせた造語のこと。
「陣痛が来てくれます様に~」と願いながらする願掛けのことです。
なので、陣クスを試すタイミングは「正産期(37週)」に入ってから!
人によっては出産予定日を過ぎてからという人もいます。
あくまで願掛けなので、陣痛が来てほしい=産まれて欲しい時期に始めるのが一般的です。
話題の陣クス一覧
SNSなどで見つけた陣クスを一気にご紹介します。
陣クス:オロナミンC
一番有名な陣クスです。TwitterでもまずはオロナミンCから始めるプレママ多数。
オロナミンCは糖分が高いです。また、少量ですがカフェインも含まれているので飲み過ぎには注意してくださいね。
陣クス:焼肉
オロナミンCと並んで有名な陣クスです。
妊娠中はカロリーや塩分を制限していることもあり、焼肉は食べたくても食べられなかった人も多いのではないでしょうか。
ママのストレス発散になるのか「焼き肉を食べたら陣痛が来た」という人は多いようです。
陣クスの効果かも・・・!
陣クス:カレー
カレーのスパイスが効いているとかいないとか。
他にもメキシコ料理やキムチなどのピリ辛料理を食べる人もいます。
トウガラシに含まれる「カプサイシン」には、陣痛の痛みを和らげるという研究結果も出ています。
その効果は幸せホルモンとも呼ばれるエンドルフィン以上なんだとか!
陣クス:パイナップル
パイナップルに含まれる「ブロメライン」という酵素が子宮頚管の軟化と熟化を促し、陣痛を促進する効果があります。
当分の摂り過ぎを控えるために、そのままのパイナップルを食べるか、100%果汁のパイナップルを飲むのがおすすめです。
陣クス:ラズベリー・リーフ・ティー
子宮の収縮や子宮頚管を軟化させる効果があり、陣痛を促進させます。
西松屋などでも販売しています!
陣クス:満月の夜
科学的に立証こそされていないものの、昔から言われ続けている俗説です。
ちなみに東京大学大学院農学生命科学研究科の研究グループによって「月の満ち欠けは牛の出産に影響を与える」という研究結果が出ているんですよ。
同じ哺乳類である人間にも当てはまるかもしれませんね。
陣クス:スクワット・ウォーキング・階段昇降
正産期に入る前は「お腹が張ったら休憩してね」と言われていた軽い運動。
37週を過ぎると「産まれて大丈夫だから、どんどんお腹張ってOK」に変わります。
そういう意味では、スクワットやウォーキングは陣クスというよりも確実な陣痛促進ですね。
どれくらいの運動量が適しているのかは、個人差があります。
運動はお医者さんと相談しながら行ってください。
赤ちゃんに早く会えますように~とイメージしながら歩いてましたよ!
陣クス:乳頭マッサージ
こちらも医学的に陣痛促進効果がありそうな陣クス。
乳頭を刺激すると、母乳を分泌させるホルモンが生まれます。このホルモンは子宮収縮効果もあり、産後の子宮復古を助けます。
この子宮収縮効果でお腹が張りやすくなり、陣痛が促進されます。
陣クス:お迎え棒
最後は番外編です。お迎え棒とはその名の通り赤ちゃんをお迎えする棒のこと。
つまり男性の棒のことです。詳細は控えますが、「パートナーと仲良くする」ことです。
性行為やオーガズムによって分泌される「プロスタグランジン」に陣痛促進作用があります。
陣クスに効果・根拠はあるの?
残念ながら、陣クスに科学的根拠はありません。
SNSでも「陣クスをしたら破水した」「気休めにしかならなかった」など、効果はバラバラ。
人によっては「我が家の陣クス」「私の陣クス」としている陣クスもあり、かなり自由に広まっています。
ストレスは妊婦の大敵!
「いつかな?まだかな?」と焦ってしまう気持ちもあるかもしれませんが、陣クスも「おまじない」くらいに捉えて、気楽に試してみるのが良いですよ。